※ 振り返り日記です。リアルタイムではありません ※
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今後のこと、保護するか?
頻繁にご飯を食べに来るようになり、ご近所さんとも保護について色々話すようになっていました。
我が家には先住猫が2匹おり、一匹はウイルスキャリアであり、一匹は高齢猫であり。そして仕事もあるわけで、5匹まとめて我が家で飼うことは難しい、、というのが正直なところ。ご近所さんもそれぞれ飼えない事情があり、里親探しをするか地域猫として世話をしていくか、の2択です。
そもそも家の中で人と暮らしていけるのかどうか。でも子猫のうちなら保護さえすれば何とかなるのではないか。母猫は外の暮らしが長い分、完全なる家猫は難しいのではないか。色々考えるとなかなか保護に踏み切れません。でも世話を続けている以上、放置するのもできないことです。

玄関先でもんぎゅもんぎゅ
子猫のことを考えると、保護するなら早ければ早いほど良いと思いました。
最初の保護
7月のある日、珍しく日中に3匹でご飯を食べに来ました。
庭から家の中に入れてみます。入りました。一生懸命ご飯を食べています。そーっと網戸を閉めてみます。気づきません。はい、あっさりと保護完了です。
ケージはいつでも保護できるように組み立てていました。でもうまく入れることができず、結局1室を専用部屋にして3匹にいてもらいます。
子猫たちは警戒はしているものの、母猫と一緒なので、くっついていれば安心しているようです。母猫はどこかから出れないかと様子をキョロキョロと伺っています。ご飯はみなしっかり食べていたと思います。


まずは病院へGO
翌日、動物病院へ3匹を連れていき、触診および血液検査。 3匹ともエイズ・白血病ウイルス検査は陰性、他血液項目も問題なし。チビの一匹は猫風邪ありで2週間効く抗生物質の注射を打ってもらいました。

嫌だっただろうなぁ…
あっさりと書いていますが、実際には大変でしたね・・・母猫は毛布ふわっと被せてあっさりとキャリーへ捕獲しましたが、子猫はそううまくはいかず、すばしっこく逃げ回る・・・大捕物のようになってしまいました。これがトラウマになっていたらホントにごめんね・・・泣 最終的にはみな洗濯ネットに入ってもらって病院へ。先生も重装備で迎えてくれました。

今見ても心が痛い…
1か月くらい家でゆっくり様子を見てあげてください、その後ワクチン接種をする、母猫の避妊手術はどんな感じか等今後やるべきことを先生と少しお話しつつ、帰宅。
家に帰ってからの記憶があまりありませんが、たぶんみな疲れ切って、猫たちは丸まって寝て過ごしたのではないでしょうか。それでもご飯はしっかり食べていたように思います。たくましい。
そしてまた外へ・・・
なんだかんだと保護して4日目の朝。
いつも通り起きて、トイレ片付けてご飯をあげてと世話をした後、エアコンで閉め切りだった出窓を少し開け、網戸にして換気しました。そのまま退場して10分後くらいに戻ってきたら・・・なんと窓が全開にされ、網戸も開いており、猫たちの姿はありませんでした・・・!!
ご飯も食べきって、さらにまたトイレもしてあって・・・
母猫「あ、窓が開いてる・・・あ、網戸開けられたわ・・」
「ご飯も食べてまたトイレも済ましたし・・・さぁ、今のうちよ!子供たち、行くわよ!!」
子猫「はい!かぁちゃーんーー!!」
というような会話が交わされたかどうかは分かりませんが、とにかく影も形もなくなっており、親子3匹、窓のわずかな隙間から外に逃げてしまったのです。たった10分程度の間の出来事でした。
脱力したような、でも凄いなー短い間によく見つけて出たなぁーとなんだか感心してしまいました・・・
滞在期間は三泊四日。これが最初の保護でした。でも翌朝には3匹揃ってご飯を食べに現れるんですけどね。たくましい。(次の話)
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